
「フィジカルインターネットアワード(以下PIアワード)」は、日本の物流を次のステージへ導く挑戦者のためのアワードです。物流2024年問題は、日本の物流が抱える構造的な課題を浮き彫りにしました。私たちはこれを単なる「課題」として捉えるのではなく、未来を拓くための「チャンス」と捉えています。
現在、個社の最適化に留まらず、サプライチェーン全体で連携し、PIの実現に挑戦する企業や団体が増えており、社会実装につながるシーズが生まれてきています。荷主、物流事業者、ITベンダーなどそれぞれの壁を越えて新たな価値を生み出す取り組みは、まさに日本の物流の未来を担うものです。PIアワードは、そうした先駆的な挑戦に光を当て、その功績を称えるために創設しました。優れた取り組みを表彰することで、PIの理念と実践を社会全体に広め、物流の持続可能性と競争力を高めることを目指します。
主催 :一般社団法人フィジカルインターネットセンター(JPIC)
後援 :経済産業省(申請中)、国土交通省(申請中)
- 応募資格:日本国内に事業所を有する企業・機関・団体(※個人の応募はできません)
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応募対象および設定部門
- 対象:企業、団体、グループのフィジカルインターネット実現に向けた取り組み
- 部門:
- 社会実装部門…社会実装まで進んでいる(運用として定着している)取り組み
- パイロットプロジェクト部門・・・特定の地域や条件下で試験的導入を行い、成功の可能性や具体的な課題や効果が確認された取り組み
- 応募期間:2025年10月27日(月)~12月20日(土)※エントリーシート必着
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応募方法:
- 指定のGoogleフォームにて応募を申し込み
応募申し込みフォーム - 事務局からエントリーシートを送付
- エントリーシートに必要事項を記入し、期日までに返信
(返信先: JPIC事務局 office@j-pic.or.jp )
- 指定のGoogleフォームにて応募を申し込み
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提出物 :規定エントリーシート1種(Word)
但し参考資料1点のみ添付可(10ページ以内のPDFファイル) - 応募費用:無料
- 審査方法:
- 一次審査 書類審査
- 二次審査 審査委員※による評価
- ※フィジカルインターネット実現会議委員等
- 審査期間:2025年12月下旬~2026年1月下旬
- 審査基準:以下の5つの観点から主に評価されます。
課題解決への貢献度
設定した課題に対し、どれだけ具体的かつ効果的な解決策を導き出し、フィジカルインターネットの概念(共同利用、デジタル連携、標準 化など)にどのように関連しているか。革新性・新規性
実行された内容が既存の枠組みにとらわれず、どれだけ独創的で新たな価値を創出したか。他分野・他産業への波及効果
関連する他産業や社会全体にどれほどの好影響を与える可能性があるか。経済性・効率性
物流コスト削減、輸送効率向上、労働生産性改善など、経済的なメリットをどれだけ生み出すか。PI構成要素の取り組み状況
PIの構成要素である標準化、オープン化、水平連携、垂直統合、デジタル化、エコシステム形成(ガバナンス)がどの程度進んでいるか。
参考資料:フィジカルインターネットロードマップ
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/physical_internet/pdf/20220308_1.pdf https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/physical_internet/pdf/2024_001_05_00.pdf
- 表 彰 :部門ごとにそれぞれ2つずつ(計4つ)の賞を贈呈(予定)
- 社会実装部門
- パイロットプロジェクト部門
- 受賞企業の発表:審査結果は1月下旬までに応募企業に通知
- 表彰式 :2026年2月26日開催フィジカルインターネットシンポジウム2026にて表彰
- 受賞記念講演:受賞した企業にはシンポジウムにて受賞した取り組みをご発表いただきます。
以 上
