SIP「スマート物流サービス」シンポジウム2020の概要
~「省力化・自動化に資する自動データ収集技術」成果発表・社会実装マッチング~

シンポジウムは終了しました

 SIPスマート物流サービス(プログラムディレクター 田中従雅)では、研究開発の進捗・成果の報告と社会実装を目指すための企業とのマッチングのためのシンポジウムを開催しました。
 本SIPは社会サプライチェーン(SC)全体の最適化などを目指し、SCの川上から川下まで統合した「物流・商流データ基盤の構築」、物流事業者に加え、荷主、荷物を受け取る企業などSC上の様々なプレイヤーから現在未取得の情報を自動的に収集し、トレーサビリティ確保や積載率・積み付け状況の把握等を可能とする「省力化・自動化に資する自動データ収集技術の開発」などの研究開発に取り組み、それらの社会実装を目指しています。
 我が国の物流では、担い手不足の深刻化が課題となる一方、新型コロナウイルス感染症の影響などから非対面・非接触の活動が日常化する社会への対応などSC全体の一層の省人化・効率化や、機械化・自動化による接触機会を最小化した物流システムの早期実現が求められています。
 このため、本シンポジウムでは、上述の「自動データ収集技術」をメインテーマとし、2020年1月頃から進めてきた研究開発の成果報告の場とともに、開発技術を必要とする企業のみなさまの現場ニーズの幅広い把握やSIP研究開発チームと物流等の現場をつなぐ社会実装マッチングの場を設けました。

開催概要 

1.日時   令和2年11月6日(金) 13:00~16:30
2.会場   ビジョンセンター永田町

講演概要 

紹介動画ダイジェスト版  ([]Youtubeで見る

「SIPスマート物流サービス」では、今後もこのようなマッチングの場を提供しつつ、「物流・商流データ基盤の構築」と「省力化・自動化に資する自動データ収集技術の開発」を推進し、それらの社会実装を通して、サプライチェーン全体の最適化を推進いたします。


※ 資料動画は発表時のスライド資料に埋め込まれていたものを抽出したものです。